元スーパーフェザー級暫定王者の一馬が引退「妻と子供との時間を大切にしたい」【RISE】

現役時代を振り返った一馬

 その理由は「コロナでイベント業界が一番大変だった時期だったが、その時に石月選手との王座決定戦でRISEを盛り上げられた。その中で逆手で王座を奪取できた。自分の中で、RISEで戦ってきた中では誇りとなる試合だったと思って印象に残っている」と語り、ベストバウトもこの石月戦を挙げた。

 昨年7月には正規王者のチャンヒョン・リーとの統一戦に臨み、チャンヒョンから初めてのダウンを奪うも逆転のKO負け「チャンヒョン戦は苦しかったというイメージ。僕の中で石月選手との対戦もチャンヒョン・リー選手との対戦もRISEを表現できた、王者らしい戦いができたのではないかと思うような、誇りのある試合になったと思っている」と語った。

 キックボクサー人生を「最初はつらかった。結果があまり出なくて。その中でRISEに出るようになり本気で格闘技に向き合って、強さを本気で求めていった中では、かけがえのない時間になったと思う」と振り返った。

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