30代から始める「幹細胞美容」有楽町マルイでエクソソームトリートメント受けてみた
クレンジングが済んだら、いよいよ「フェイシャル」トリートメントに入っていく。エクソソームトリートメントで使われる「幹細胞培養上清液エクソソーム」には、抗加齢医学には欠かせない成長因子やサイトカイン(主に免疫系細胞から分泌されるタンパク質のこと)、エクソソーム(細胞から分泌される極めて小さな顆粒状の物質)がふんだんに含まれている。ヒト由来のタンパク質を多く含むため取り扱いが難しく、製造後すぐに冷凍され、肌に導入される瞬間にのみ解凍されるそう。徹底した管理のもと、高濃度な「幹細胞培養上清液エクソソーム」が自分の肌に到達すると思うと感慨深い。
解凍された「幹細胞培養上清液エクソソーム」は、医療分野の発想を応用した技術を美容分野でも提供することが可能になった「エステプロ・ラボ」の近赤外線機器『グロッティプロ』によって導入されていく。医療現場で毛細血管ケアのために使われてきたマシンで、体に電気を流すのではなく近赤外線光と音響振動により、血管を拡張させることで有効成分の導入スピードが高速化。
アトピー体質による敏感肌だが、実際に当ててみると痛みは全くない。マッサージ機のような微弱な振動で、表情筋などの大きな筋肉が和らいでいくような感覚があり、気持ちがいい。30分ほどかけて「幹細胞培養上清液エクソソーム」を導入していく。
光と音だけで身体に電気を流さずに安心安全に施術する『グロッティプロ』は、これまで多くのエステ器具で施術不可能だった目や唇などの敏感な部位にも当てることが可能。目元はくすみなどで年齢が出やすい上に、日常生活の中で酷使される箇所だ。糸による二重術や、リフト術などをしている人でも施術することができる。
導入の後は、「エステプロ・ラボ」の幹細胞スキンケアラインのコスメを使ってアフターケア。
エステ施術は「続けていくと効果を感じやすくなる」と言われるものもあるけれど、高濃度の「幹細胞培養上清液エクソソーム」によるケアは、1回の導入後すぐに美容効果を感じることができる。『グロッティプロ』による施術と重なって、肌の明るさがワントーンアップ。メイクを落としても、まるでメイクしている時のような透明感を感じられる。
施術が終わってみた時の一番の感想は「顔って意外と疲れているんだな」だった。『グロッティプロ』の施術をしてみると、デスクワークによる目の疲れも取れて、普段より眼力もアップ。全体的にいきいきしたような印象を感じ、とても平日5日間の仕事をこなした後の自分とは思えなかった。いつも金曜の夜にはへこたれている頰もピッカピカ。
そのまま「スカルプケア」のトリートメントも体験。頭皮ケア用の「幹細胞培養上清液エクソソーム」を、同じく『グロッティプロ』で導入していく。この時も「頭皮って意外と疲れているんだな」と感じながら、肩に引っ張られてガチガチだった頭皮が和らいでいくのを感じることができた。フェイシャルのついでにケアできるというのも、忙しい世代にはありがたかった。