栗秋祥梧が前Krush王者の玖村修平に1RKO勝ちしK-1ファイターに宣戦布告【KNOCK OUT】

ダウンを奪った古木 (撮影・須山杏)

 今大会では1RKO勝ちが続出。栗秋vs玖村戦の次に行われたKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)とスック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者・森岡悠樹(北流会君津ジム)の一戦は1R1分37秒、KOで古木が勝利を収めた。

 2人はともに8月の後楽園大会に出場。森岡はK-1グループとの対抗戦で内田晶に1RKO勝ち、古木は防衛戦で小倉尚也に1RKO勝ちとKO決着必至の一戦だった。

 1R、ともにオーソドックススタイル。森岡が右カーフを連打。古木は一気に距離を詰めるとコーナーに追い込みパンチの連打。森岡も打ち返し序盤から激しい打撃戦となる。古木は圧をかけ再度、コーナーに詰めると左右のフックの連打。最後は左フックで最初のダウンを奪う。立ち上がった森岡に襲い掛かる古木。森岡もなんとか手を出すが、古木は一気に決めるべくパンチの速射砲。最後は右フックで2度目のダウンを奪う。森岡は動けずそのまま古木のKO勝ちとなった。

 古木は試合後のマイクは「森岡選手、とても強い選手なのでいつも通り一生懸命練習してきました。もっとこれからも高みを目指して頑張っていくので応援よろしくお願いします」とは試合とは対照的な静かなコメントで締めくくった。