史上初の「新幹線プロレス」で鈴木みのるが高木三四郎を制す。「次、月面だろうが、無人島だろうが行ってやる。富士山の火口でもいいぞ!」【DDT】

小橋建太氏が車掌に!

 高木は「やってたことは頭おかしかったかもしれないけど、自分のプロレス人生のなかで一番幸せです。今日で終わりにしようと思いました。鈴木さん、10年以上戦ってもらってありがとうございました。ここで自分のプロレス人生は終わります。何の悔いもありません」として、井上マイクリングアナに10カウントゴングを要請。しかし、カウント7で「ウソじゃー!」と言い出して、鈴木にスタナー一閃。

 勝負には負けたが、してやったりの高木は「ウソに決まってるだろ。俺の夢はあんたから勝つこと。俺がこのまま引退すると思うか。次の舞台は用意してやるから。無人島でも宇宙でも月面でも。オマエを必ず倒してやる」と言い放って、追いかける鈴木の前から逃走した。

 試合後、取材に応じた鈴木は「新幹線だろうが、どこだろうが、俺に勝てるワケねぇんだよ。月面だろうが、無人島だろうが、次どこ用意するんだ? 行ってやるよ。富士山の火口でもいいぞ。(また新幹線プロレスをやりたいか?)新幹線の次はリニア開通記念だろ? 国土交通省も巻き込んでやろう」とリマッチを歓迎。