長野アンビシャスFC BLUEが激戦制す 小学生のフットサル大会「EXILE CUP」EXILEやTHE RAMPAGEメンバーが見守る
小学生を対象にしたフットサルの全国大会「EXILE CUP」の決勝大会が17日、愛媛・今治里山スタジアムで開催され、長野アンビシャスFC BLUE(長野県)が優勝に輝いた。2位はEDC(大阪)、3位がMFC.VOICE(愛知県)だった。
決勝大会は、ラモス瑠偉を始め、橘ケンチ、EXILE TETSUYA(ともにEXILE)、RIKU、龍(ともにTHE RAMPAGE)が見守る中、行われた。
長野アンビシャスFC BLUEとEDCによる決勝戦は本大会でも手に汗握る名勝負だった。実力が拮抗した前半を終えた後半、EDCが先制するもすぐさま長野が追いついてゲームは3分一本の延長戦に突入、勝敗のつかないまま勝負の行方はPK戦へ。規定の3人が蹴り終えたあとも同点のままでサドンデス。結果、勝負の軍配は長野アンビシャスFC BLUEに上がった。
大会アドバイザーでC今治のオーナーでもあるサッカー元日本代表監督・岡田武史氏は「勝ち負けはあるけれど、勝つために全力を尽くすことがいちばん大事」と話し、子どもたちにエールを贈った。
この日は、ラモス瑠偉、THE RAMPAGEのRIKUと龍が参加するフレンドリーマッチも開催された。大会に参加した10チームからそれぞれ1名と優勝・準優勝チームのゴールキーパー1名が選出された小学生チームとの対戦。この試合に並々ならぬ意気込みをみせていたのが、RIKUと龍。特に高校2年までプロを目指して14年間サッカーに打ち込んでいたRIKUの切れ味は抜群で、いきなり2得点を決めるなど小学生たちを圧倒した。
「EXILE CUP」は株式会社LDH JAPANが社会貢献活動のひとつとして2010年よりスタートした小学校4年生から6年生を対象としたフットサルの全国大会。コロナ禍で長らく開催を見合わせていたが今年4年ぶりに復活。11回目となる今年の予選大会は全国9地区10会場で行われ、445チーム、3729名の子どもたちが参加した。