「漫才ワークショップ」で東大生が漫才に挑戦。講師のノンスタ石田「伝えてなんぼ。言うだけでは意味がない」とアドバイス

「漫才ワークショップ」の講師を務めた石田

 そしてこの日、参加した東大生たちには「今日はみんなが降りてきてくれて、より分かりやすく伝わるようなワードを入れてくれている感じはあった。同じ学歴の人といると、難しい言葉を使いがち。そっちのほうが早いし。ビジネス用語とかもでも“ローンチ”やったっけ? 何言ってんねん!ってやつですけど(笑)。言うことが正解ではない、伝えてなんぼ。お笑いもプレゼンとかも伝えられないと意味がない。言うだけでは意味がない。伝えられる側、受け手のことを理解して言わないと一方的になってしまう。そこを意識したうえで自分の能力を最大限に使ってほしいなと思う」などとアドバイスを贈った。

 同プロジェクトは東大と吉本興業が2021年3月に東大の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせるプロジェクトとして立ち上げられたもの。同年6月に連携協定を締結。2025年大阪・関西万博、その先のSDG s目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンターテインメントの積極的な対話、協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指している。

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