EXILE TETSUYA、国連総会のサイドイベントでスピーチ「一丸となってポリオ撲滅の闘いを続けなければ」
EXILE TETSUYAが9月21日(ニューヨーク現地時間)、ニューヨークで開催された国連総会のサイドイベント『THE MOTH ‒ Radio Hour Event』に登壇しスピーチした。今年7月にスタートした、ポリオ根絶を目指すプロジェクト『RECYCLE TO END POLIO』のアンバサダーを務めるTETSUYAの日本での活動が、ポリオ根絶に取り組む各団体から⾼く評価を受けたことで招待されたもの。
イベントは、実体験を語る“ストーリーテリング”の芸術と技術に特化した非営利団体として世界で高く評価されている「The Moth(ザ・モス)」による国連総会のサイドイベントで、今年は「ポリオ」をテーマに開催。ポリオ撲滅に取り組む様々な関係者や専門家がそれぞれの実体験を語るなかで、日本での成功事例としてTETSUYAが取り組む『RECYCLE TO END POLIO』キャンペーンが選出された。
TETSUYAは、英語で約3分間のスピーチ。LDH JAPANでアーティストとプロデューサーをしていること、LDHが「Love(愛)」「Dream(夢)」「Happiness(幸福)」の頭文字をとったものであること、そして「LDHの中で、私はEXILEという日本のボーイズグループのメンバー」であると自己紹介。また「LDHとEXILEは、”子どもたちに夢を “をモットーに、日本各地で子どもたちのための社会貢献活動を行っています。私もアーティストとして子どもたちにダンスの楽しさを伝えることが大好きです」と話した。
続けて、「私たちは、ポリオ撲滅を支援する日本の政治家たちとローンチ・イベントを開催し、議員会館や、私がプロデュースするAMAZING COFFEEというコーヒーショップ、ダンススクール、コンサート会場など、私が関わるさまざまな場所にリサイクルボックスを設置しました。また、ハートを描いたキャップの写真を投稿すると、ポリオワクチンが1本寄付されるというSNSキャンペーンも行いました」と今回の取り組みを説明。
最後は「ポリオという予防可能な病気で苦しむ子どもたちをなくすために、今一度、私たち全員が一丸となってポリオ撲滅の闘いを続けなければなりません。私はこれからも、エンターテインメントの力で世界中の子どもたちに笑顔を届けるために全力を尽くします」と熱く想いを語った。
TETSUYAは23日に開催されるチャリティーライブ『Global Citizen Festival』にも登壇予定。国連総会に合わせて開催される本イベントには世界的に活躍する米ロックバンドのレッド・ホット・チリ・ペッパーズやローリン・ヒル、BTSのジョングクらが出演、ライブの転換中にはNPOや企業の代表がそれぞれの取り組みを発表する場が設けられている。TETSUYAはポリオ関連の取り組みを発表するセクションで、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長と共に登壇する。『Global Citizen Festival』は公式YouTube等で生配信も行われる。