プロレスラーの奥田啓介が3度の投げで初勝利にあと一歩も3度のダウンを奪われ逆転TKO負け【SB】

第6試合で勝利を収めたイモト(左)(撮影・須山杏)

 第6試合ではSB日本スーパーライト級王者のイモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)が6月大会に続きOFGマッチに臨み、MMAファイターの樋沼朝光(RIKIGYM)と対戦。ダウンと投げによるポイントを重ね、ジャッジ3者とも30-25の圧勝で前回の芦田崇宏に続きMMAファイターを返り討ちにした。

 1R、圧をかけるイモトは右ミドル、ワンツー。サウスポーの樋沼は左ストレート。イモトは前蹴りで距離。そして右ストレート、右ハイ。イモトが距離を詰めたところに樋沼が左のオーバーハンド。樋沼は左インローをこつこつ。イモトは終了間際、ワンツーで下がらせ、パンチの連打から飛びヒザ。

 2R、イモトは右インローからワンツー。樋沼は左インローからパンチ。イモトは右ミドル、右ハイからワンツー。樋沼が前に出てパンチを連打もイモトはバックステップ。組み付いて首投げでSP1獲得のイモト。イモトは詰めて右ミドルからパンチ。イモトは右ストレート連発。ふらついた樋沼にパンチの連打。樋沼がスタンディングダウン。再開後、樋沼がパンチで前に。しかしイモトは決定打は許さない。終了間際、イモトがワンツーで追い込む。