プロレスラーの奥田啓介が3度の投げで初勝利にあと一歩も3度のダウンを奪われ逆転TKO負け【SB】

第7試合、佐藤執斗の左ハイ(撮影・須山杏)

 第7試合ではSB日本バンタム級王者の佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)が第3代KOSスーパーフライ級王者の松岡宏宜(H・K・A gym)とOFGマッチで対戦。1R1分で秒殺TKO勝ちを収めた。

 この試合は松岡が前日計量で規定体重を1.3kgオーバーでクリアできず、佐藤が勝利した場合のみ試合成立。松岡が勝利またはドローの場合はノーコンテストというルールで行われた。また松岡には試合開始時にレッドカード1枚が提示され、減点1のスタートとなった。

 1R、佐藤は左インロー、左ミドル、左ハイ。松岡の攻撃をさばいた佐藤は左ハイでダウンを奪うと松岡のセコンドが他折を投入。佐藤のTKO勝ちとなった。

 佐藤は試合後のマイクで「これで5連続KO勝利です。なので、王者としてオープンフィンガーでも普通のグローブでももっともっと強い相手と戦いたいと思っています。海人選手や笠原兄弟、山田兄弟に続いて、僕の名前も覚えていってください」とアピールした。

「SHOOT BOXING 2023 act.4」(9月23日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 64.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(2R1分4秒、フロントチョーク)ネイサン・ドライデン(イギリス)●

◆第9試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム)(1R2分43秒、KO)シンダム・サンライズジム(タイ)●

◆第8試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田虎矢太(シーザージム)(1R35秒、TKO)パク・ヒョンウ(韓国/キム·ジェ国際エックスジム)●

◆第7試合 53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)(1R1分、TKO)松岡宏宜(H・K・A gym)●

◆第6試合 65.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)(判定3-0=30-25、30-25、30-25)樋沼朝光(RIKIGYM)●

◆第5試合 63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)(1R2分14秒、TKO)金ちゃん(K-Style)○

◆第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田義光(シーザージム位)(判定0-3=28-29、27-30、28-30)都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)○

◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)(4R1分15秒、TKO ※本戦判定1-0=29-29、30-28、29-29)ポッシブルK(K’GROWTH)○

◆第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○RYOTARO(龍生塾)(判定3-0=29-24、29-24、29-24)風間大輝(橋本道場)●

◆第1試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)(2R1分13秒、TKO)キム・チョンヨン(韓国/鳥致院東洋ジム)●
<<< 1 2 3 4 5