安保瑠輝也が2度のダウンを奪い宇佐美に判定勝ち。試合後、木村ミノルをリングに上げようとするも未遂に終わる【RIZIN.44】

安保が左三日月蹴り

 3R、安保は左ジャブから左ミドル。宇佐美は詰めてパンチを連打。安保はガードを固める。安保は左ジャブから左フック。宇佐美がバックキック。これはかわす安保。安保は左右のフック、なおも圧をかけ、右フック。これで宇佐美がダウン。安保がのっしのっしと前に出てパンチを放つ。そして首相撲からヒザ。これがローブローとなり長く中断。残り1分30秒。再開前にローブローとセコンドの暴言に警告が出る。宇佐美が前に出てパンチ。安保が組み止める。やや荒れ模様となるが宇佐美が前蹴り、安保が左フックとそれぞれ攻撃を繰り出していく。宇佐美は右ローから左フック。打ち合いから安保の左三日月蹴りで残り10秒で宇佐美が二度目のダウン。立ち上がったが残り時間はなし。試合は3-0の判定で安保の勝利となった。

 試合後にカメラがリングサイドの木村“フィリップ”ミノルを抜くと、木村はTシャツを脱いでマッスルポーズ。これを見た安保が「ちょっと上がってこいよ」と挑発。しかし「榊原社長、上げてもいいですか? ダメですか」と榊原信行CEOに確認するとNGが出て木村をリングに上げることは未遂に終わる。

 安保は宇佐美については「試合前に腹が薄いとか心が弱いとかさんざん言われて。でも頭でも腹でも倒して気分がいいんですが、倒し切れなかったんで。宇佐美選手、MMA選手なのにキックボクシングで俺の対戦を受けてくれて。強かったです。ありがとうございました」と語った。

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