“究極の寝技師対決”で摩嶋一整が横山武司に判定勝ち。「全員極めてやろうと思う」とフェザー級上位陣に宣戦布告【RIZIN.44】

上から横山の顔にヒジを打ち込む摩嶋

 この試合は当初、66.0kg契約だったのだが前日計量当日になって66.2kg契約に変更になっていた。摩嶋が66.0kgに体重を落とすことができず、横山が66.2kg契約に合意。摩嶋にペナルティー等を与えることなく試合が成立した。

 1R、いきなり飛びヒザの横山に摩嶋が右ストレート。横山ははそのまま寝て、グラウンドに誘う。摩嶋はローから上を取りに行く。そこで横山は下から足首を取りに行く。逃げた摩嶋がガードに入る。横山は下からラバーガード。そして下から腕を抱え、足を体の間に入れていく。摩嶋は上から攻めたいが横山の足がだんだん上に上がっていく。摩嶋がパウンドも横山はラバーガード。そしてまた足が上がってくる。攻防が止まり、ブレイク。スタンドに。サウスポーの横山は左カーフ、変則の2段蹴り。横山が引き込みに行くが摩嶋はスタンドをキープ。終了間際、摩嶋はグラウンドもすぐにゴング。

 2R、圧をかける摩嶋。横山は飛びヒザも摩嶋がキャッチ。そのまま横山が下でグラウンドに。横山はラバーガード。距離がなく摩嶋は上からヒジ。横山は手首をつかんで下からコントロール。摩嶋はしのぐとまたガードに入っての攻防。摩嶋はパウンド。横山が距離をつぶすと摩嶋はヒジ。ブレイクがかかりスタンドに。横山は蹴りから引き込み、横山が下でグラウンドに。足が上がり極めにいくが摩嶋はしのぐと離れて、猪木アリ状態からローを蹴っていく。