DJ KOOが入院中の子どもたちに出張授業「転んだ時に声をかけられる人でありたい」
ダンス&ボーカルグループ「TRF」のDJ KOOが9月14日、「グローバル ゴールド セプテンバー キャンペーン」のタイミングで、世田谷区の国立成育医療研究センター内にある都立光明学園「そよ風分教室」の子どもたちにオンライン出張授業を行った。
都立光明学園「そよ風分教室」の子どもたちにオンライン出張授業を行うDJ KOO(撮影:蔦野裕)
「グローバル ゴールド セプテンバー キャンペーン」とは、毎年9月に開催される世界的な小児がんの啓発キャンペーン。小児がんの啓発カラーである「ゴールド」のライトアップやリボンを掲げ、小児がんに関するさまざまな啓発活動が行われる。
長期入院中の子どもたちが学習する「そよ風分教室」には小児がんの子どもたちも多い。今年の啓発テーマが「復学支援」であることから、アーティストやクリエーターが自身の体験談を通じ、子どもたちに「才能や夢を信じる力」の大切さを伝える「avex class」の授業が実現した。
チャリティーライブ「LIVE EMPOWER CHILDREN」に出演するなど、小児がんの啓発活動にも力を入れてきたDJ KOO。画面の前の子どもたちの緊張をほぐすように「実は今日、10分くらい歩いてこの会場にきたんですけど、道路で転んじゃったんです!」とひざに張った絆創膏を見せ、「痛くて恥ずかしかったけど、周りにいた人たちが “KOOさん、大丈夫ですか?” って手を差し伸べてくれてうれしかった。今日はそんな気持ちでみんなとお話ししたいと思います」と優しく語りかけた。