腸内で善玉菌を増やす注目物質「短鎖脂肪酸」とは?美容・健康イベントで医師が解説

腸内の善玉菌を増やすために「よりダイレクトに働きかけるのはバイオジェニックス」と近藤院長

 腸内の善玉菌を増やす考え方に「プロバイオティクス」=善玉菌そのものを摂る、「プレバイオティクス」=善玉菌のエサになるものを摂る、「バイオジェニックス」=善玉菌の生産物質を摂るというものがあり、近藤院長は「どれもメリットとデメリットがあるが、よりダイレクトに働きかけるのはバイオジェニックス。その善玉菌の生産物質が短鎖脂肪酸ということ」と位置付けた。

「短鎖脂肪酸」とは腸内細菌によって生産される物質で、酢酸、プロピオン酸、酪酸などがある。「作用としては腸内環境を整える、エネルギー源として消費される、体脂肪の増加を抑える、食欲を抑えるホルモンを増やす、炎症を抑える、抗酸化作用や免疫機能を整えるなどがある。これらによってダイエットや美肌のサポート、腸内環境の乱れが及ぼすさまざまな疾患の予防や改善が期待される」と近藤院長。

 注目のバイオジェニックス「短鎖脂肪酸」のプレゼンテーションを企画したのは、美容ドリンク「魔法のTANSA 409」を発売した株式会社ウィズ・アス。「魔法のTANSA 409」シリーズは「短鎖脂肪酸」をはじめアミノ酸、ビタミン、ポリフェノール、ペプチドなどの乳酸菌生産物質を409種類配合し、5~6倍に希釈するタイプ2種類、原液タイプの全3種類を販売する。イベントでは試飲会も行われ、希釈タイプのベリー味、マンゴー味をそれぞれ炭酸水で割ったドリンクが提供された。