歌手のDream Amiさん「防災に関する情報には常にアンテナを張っていきたい」【関東大震災から100年】

 10万5000人もの死者・行方不明者を出した「関東大震災」から100年。東京都では100年前の悲劇を繰り返さないよう、都民の安全・安心を確保できる強靭で持続可能な都市を実現することを目的とした「TOKYO強靭化プロジェクト」を策定している。危機対応にあたっては行政による「公助」はもちろん、日頃からの市井の人々の「自助・共助」の意識の醸成も欠かせない。そこで、TOKYO HEADLINEではさまざまなジャンルの著名人に、多様な視点から防災について話を聞いていく。今回は歌手のDream Amiさん。

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大阪出身で、阪神・淡路大震災の時は多くの親戚が被災したというDream Amiさん(撮影:田辺虎太朗)

 防災について意識していることはありますか?

「近年は自然災害も多く、ニュースなどを見て防災について意識することが増えています。私は大阪出身で、1995年の阪神・淡路大震災の時は関東に住んでいたので直接は経験していないのですが、親戚の多くが被災していて、その話を小さい頃からよく聞いていました。なので、地震に対して潜在的な恐怖心があります。今も、ここで地震が起きたらどうなるのか? と考えてしまう自分がいます」

 常に危機感を持つことは大切ですね。自宅ではどんな備えをしていますか?

「水や食べ物を入れた防災リュックを玄関に置いています。そして、定期的に賞味期限の確認を忘れないように心がけています。また、飼い猫をケージに入れて連れ出す練習を定期的にしています。猫は少しでも驚くと奥に隠れてしまう習性があるので、いざという時に慌てないようにするためです。しかし、実際に地震が起きた時に上手くやれるのか、猫が素直にケージに入ってくれるのか、不安ではありますね」

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