「虎ノ門ヒルズ」第4のタワー開業セレモニー 小池都知事「世界から選ばれる東京の象徴に」

左からティモシー・ロウCEO、斉藤鉄夫国土交通大臣、辻󠄀慎吾社長

 斉藤鉄夫国土交通大臣は、虎ノ門ヒルズを「4棟のタワーと共に都心と羽田を結ぶ環状2号線、エリアに直結する日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅、桜田通り上空の大規模歩行者デッキ(T-デッキ)が整備され、交通結節機能の強化や国際ビジネス拠点にふさわしいまちづくりを実現した。今回のステーションタワーで『TOKYO NODE』、国際水準のオフィス、新たなホテルが整備され、いよいよグローバルビジネスセンター『虎ノ門ヒルズ』が完成となった」などと評価。

 2020年、虎ノ門ヒルズにアジア初の拠点を構えた世界最大級のスタートアップコミュニティー「ケンブリッジイノベーションセンター(CIC)」創業者のティモシー・ロウCEOは「虎ノ門ヒルズを選んだ理由はスタートアップに必要な環境とスピードが整っていること。オフィスのみならずホテル、住宅、店舗、私のお気に入りスポットの虎ノ門横丁(笑)、アートなどさまざまな機能が凝縮したコンパクトな街だ。それからわずか3年で新しい駅と東京を一望できる『TOKYO NODE』のあるステーションタワーが完成し、まさに特別で未来を切り開く唯一無二の場所だと実感させられている」と挨拶した。

 最後に東京都の小池百合子都知事が登壇し「虎ノ門エリアには外資系企業が多く集まり、世界からも益々多くの人が集まってくる。 “結節点” という意味を持つこの『TOKYO NODE』は、人が集まりビジネスが生まれ、それがまた人を集めるといった形で循環できるのではないか。斬新なアイデアが集まってイノベーションが生まれ、それらをグローバルに発信する拠点に進化し、世界から選ばれる東京の象徴となることを願っている」と期待を込めた。