山下実優が4度目のプリプリ王座戴冠に意欲「瑞希が持ってるベルトだからこそ挑戦したい」【東京女子プロレス】

8・13後楽園で挑戦決定

 過去に3回戴冠されていますが、4回目を獲りたいモチベーションはチャンピオンが瑞希選手だから?
「ハイ。正直、去年の3月にベルトを落としたとき、次はないかなって、満足したんですけど。こうして、またこういうベルトが欲しいという気持ちになるとは思わなくて。瑞希が獲ったときにシンプルに挑戦したいと思いましたね」

 9・18名古屋でのタッグでの前哨戦では瑞希選手に直接敗れてしまいました。その結果なり、試合内容なりを踏まえて、タイトル戦ではどう戦おうと思いますか?
「獲られたことに関しては悔しい部分はありますけど、あんまり動揺はしてなくて。瑞希の強さが改めて見えました。準備してるものはありますけど、それがうまく当日、いろんなものが重なれば、私が勝てるんじゃないかと思ってます。お互い知り尽くしてるんで、当日のいろんなものが、空気だったり、タイミングだったり。どんどん、うまくはめ込めたほうが勝てるんじゃないかと思います」

 名古屋ではアクアマリンで丸め込まれたわけですが、気にしていない?
「気にはしてないです。ただ気を付けようと。瑞希の危ないところの一つですね。どっちも一個でひっくり返せる技を持ってるんで。そういうところがお互いに危ないって思ってると思うんで。当日のはめ込み方というか、タイミング。トーナメント1回戦に関しても、たまたま私のSkull Kickがタイミングよく決まったから勝てたのはある。名古屋は流れ的には私に来てたかなって思ったけど、一発でひっくり返されてしまった。でも、動揺はしてないです。瞬間は動揺しましたけど。相手がすごいな、強いなって思えば思うほど、挑戦するのがドキドキする。タイトルマッチはすごい試合になりそうだなって。強い人を相手にしたいんで、前哨戦とかで強いところを見せられると、ワクワクするんで。知ってはいたけど、瑞希は常に想像を上回ってくる人なんで。瑞希とタイトルマッチをしたいという直感は間違ってなかったなって思います」

 相手は蹴りを警戒してくると思いますが、それをまさる蹴りで戦いたいですか?
「蹴りなのか、蹴りじゃないのかなのかは分からないですけど、そこは含めておきます。蹴りも大事ですけど、蹴りは瑞希も慣れてるところがあると思う。前哨戦でも感じてるんで、出すタイミングがメチャクチャ大事だなと思います。そのジャブですね。ストレートが来るっていっても、ストレートを見られちゃったら、当たんなきゃ意味ないんで。ジャブ的な要素を準備はしてます。じゃないと倒せないと思うんで。タイミングが大事かなと思います」