ドラえもんを生み出した藤子・F・不二雄氏の「生誕90周年記念事業」がこの秋からスタート。新刊マンガ、ゲーム、実写ドラマなど続々
来春公開の新作映画でゲスト声優を務める芳根京子も駆けつけた
その後に行われた記念トークセッションでは、ドラえもん初代担当編集者の河井常吉氏と小説家の辻村深月氏がミュージアムの新企画展のテーマでもある「『好き』から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」というテーマでトークを展開。
河井氏は第1話の最後のコマに電柱に「河井質店」という看板で藤子氏が河井氏の名前を記したエピソードを明かし「私が今から54年前に原稿をいただいた時に。最後のコマに私の名前を入れてくださっていた。今となって見れば大変なことだと分かるが、原稿をいただいた時にはピンと来ていなかった。“こんなことをやるんだ”というくらいの感覚だった」などと当時を振り返った。