初のプリンセスタッグ王座戴冠狙う東洋盟友とふりーWiFiが一歩も引かず【東京女子プロレス】

東洋盟友の上福(左)と桐生

 一方、東洋盟友の上福は「割といつもうちらが揃ってベルトを狙いにいくときは、真弥ちゃんが先陣を切って頑張りましょうって言ってくれて、自分が真弥をサポートしていくイメージなんですけど。今回は自分も真弥ちゃんを引っ張るためじゃなく、自分自身もちゃんとベルトを。2人でずっと頑張ろうってやって負けて。1年スパンくらいで頑張って負けるっていうのを繰り返してきたので。それも飽きてきたので、終止符を打ちたいですし。真弥ちゃんと挑戦することが一番大事だと思っているので。誰と獲るかっていうのに意味があるし、ヒカリも言ってたし。そう思うので全陰キャを支えます!」。桐生は「対戦者のふりーWiFi、息が合ってるし、すごいいいチームだというのは私も重々承知しているんですけど。私たち東洋盟友も年々強くなっているということは自信をもって言えます。1年前くらいにタッグベルト挑戦して、負けてしまってはいるんですけど。そこから1年間、本当にいろんな経験をして強くなってると思うので。それで挑戦権をこうやってつかんで、今ここにいるので。ぜひ、東洋盟友でベルトを獲りたいと思ってます」と力強く語った。

「相手チームの印象、自分たちが負けていないと思う部分は?」との問いに、角田は「たぶんヒカリちゃんと真弥ちゃん、私とかみーゆって試合してる回数がお互いにすごく多くて。特に私はかみーゆとはここぞっていう時にとことん戦ってきてて。2人とも私たちに比べて、体格もあるし背も高いっていうところで、持ってないものがあって。タッグ歴が私たちのほうが長いとかでもないし。でもなんか、根性なんですよ、ホントに。とにかく意地と根性しかない。さっき言ってたけど執念の力は強いと思っているので。そこに負けない底力を出す」。上福は「うちらが勝っているのは、リスペクトする東洋大学の偉大なる創立者。出身大学が一緒なので、志が一緒なんですよね。ウイークポイントといえば、向こうの2人に比べて物販の列が短い。ポートレートの売上がちょっとウイークポイントかな。あと、女性として落ち着きが出てしまったってことで、年齢を重ねて。でもうちらも髪色をちょっと派手にしてみたり、普通っぽくなく頑張ろうって思ってるところですし。うちらも負けじと仲良しなので。阿佐ヶ谷姉妹みたいな感じに思ってください」と分析。