稲垣吾郎主演の舞台『多重露光』が開幕。舞台挨拶で「ワークショップは初めての経験。ちょっと恥ずかしかった」
純九郎(稲垣)と麗華(真飛)
公演を前に舞台挨拶と公開稽古が行われ、プライベートでもカメラが趣味の稲垣は戦場カメラマンであった父・山田建武郎役の相島一之とひとしきりカメラ談議で盛り上がると「今は携帯でも写真が撮れるし、カメラが小さくなっているけど、あえてフィルムカメラとその所作というか、わざわざ現像して1枚の写真にする良さもあるので、僕はそういうものをプライベートでも楽しんでいる。この作品を見て“写真をやりたいな”と思ってもらったり、フィルムカメラで撮ることに興味を持ってもらえれば」と語った。
今回、演出を務めたのは俳優座の眞鍋卓嗣。横山とは4度目のタッグで、昨年、俳優座で上演した『猫、獅子になる』で眞鍋は3年連続となる読売演劇大賞の優秀演出家賞を受賞。横山は鶴屋南北戯曲賞にノミネートされた。