90歳の草笛光子「私もう90?って。歳と戦おうと思ったんだけど」年齢との向き合い方に拍手

 

 映画『次元大介』のワールドプレミアイベントが10日、都内にて行われ、主演・玉山鉄二らキャスト陣と橋本一監督が登壇。90歳の誕生日を祝われた草笛光子が健康の秘訣を明かした。

 ルパン三世の最高の相棒にして早撃ちの天才のガンマン、次元大介のオリジナルストーリーを描く実写映画。

 玉山が演じる次元大介が銃の修理を頼むガンスミス(銃の整備士)を演じた草笛は、細かな作業をする芝居について聞かれると「でも私、目は悪くなかったのでスイスイ行きましたね(笑)」と胸を張り、橋本監督から「驚くほどスイスイと」と太鼓判を押されると「じゃあこれから(ガンスミスを)やろうかな(笑)」。

 そんな草笛は、映画にちなみ自身の“相棒”はという質問に「お煎茶と梅干」と回答。玉山から「渋いチョイスですね」と言われると草笛は「私の健康のもと。これで1日が幸せに送れるように。いいお煎茶を頂いて、梅干しをつまんで。さ、今日はこれで幸せ、いいお仕事ができますようにって」と健康法を披露した。

 そんな草笛が、10月22日に90歳の誕生日を迎えるということで、玉山から花束のプレゼント。草笛は「九十歳。 何がめでたい」と作家・佐藤愛子の名著を引き合いにし笑いをさそいつつ「本当にあっという間に90という数字が私の目の前に入ってきて。あら、私もう90?って。90という歳と戦おうと思ったんだけど戦うと損だから受け入れて、90歳を大事に生きてみようと思います」と語り、会場も大きな拍手を贈っていた。

 この日の登壇者は玉山鉄二、真木ことか、さとうほなみ、草笛光子、橋本一監督。当初登壇を予定していた真木よう子は体調不良のため欠席した。

 映画『次元大介』は10月13日よりPrime Videoにてプライム会員向けに配信開始。

 

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