黒田斗真が石井一成相手に初防衛戦。1年前の王座決定トーナメント決勝のリマッチ【K-1】
石井は「去年の決勝戦から約1年、やっとこの機会をいただき、ありがとうございます。リベンジマッチということで、そして僕が(キックボクシングを)始めた時の夢であるK-1王者になることは去年の12月は果たせなかったが、やっとここまでたどり着いたんで何が何でも勝ちに行く」と挨拶。
K-1ルールとムエタイルールの二刀流での戦いについては「僕自身はムエタイをやっているが、タイでも倒しに行くスタイル。ムエタイはキャッチとかあって気をつけなければいけないことが多い。K-1はキャッチも首相撲もヒジもないので、近づいてゼロ距離でも打ち合えるような試合ができるので、K-1で試合をすると攻撃力が上がる。それがタイでも生きているというか。この前もラジャダムナンワールドシリーズで2連続KOできた。次も10月28日にラジャダムナンワールドシリーズで、王者との対戦が決まっている。黒田選手との戦いを見据えて、ラジャの王者に挑んでいきたい」とプラスに捉える。
試合間隔も短く、かなりリスクの高い戦いになると思われるが「何日か前にタイトル戦が決まった。(9月の)ラジャダムナンワールドシリーズの試合後にすぐにラジャの王者との試合のお話をいただき、即答で“やります”と。10月28日なのでムエタイペースでいうと年内あと1試合行けるなと思い、12月にタイトル戦をしたいなと思っているところにこの話が来た。心の準備はできていたので、どっちも勝つつもり。まず10月28日は大一番、そして12月9日。年内、勝負どころですが全力で戦っていきたい」と逆に燃える要素になっているよう。