齊藤工監督、おすすめの映画鑑賞スタイルは「開脚と梅干し」!? 日比谷で野外上映イベント
俳優で映画監督の齊藤工が10月13日、東京ミッドタウン日比谷にて「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2023」(10月13日〜22日)プレスプレビューに登壇した。
オープニング上映作品『blank13』の監督である齊藤は、日比谷の印象について「日比谷公園が大好きで、広い公園なんだけど周りがビルで囲まれていて、ちょっとニューヨークっぽい。ここ数年は東京国際映画祭が日比谷エリアに移転して、どんどん映画や文化の街というイメージに変化している」といい、自身も「めちゃくちゃくるのがここらへんの映画館。普段は野面(厚かましい顔)で鼻をほじりながら歩いてるので、こんな感じじゃないんですけど……」と照れ笑い。
「僕も『cinéma bird(シネマバード)』という移動映画館イベントを10年近くやっていて、野外上映って気候や天気などさまざまな弊害はあるんですけど、その日の自然を感じながら映画を見る体験は贅沢な時間。こういう環境は映画館とは違った共有空間で、映画を見る側としても作る立場としても一番幸せな時間だなと思う。映画は映画館で料金を支払って見るものでもあるけど、もう少しライフスタイルに寄り添った映画の見方が盛んになっていい」と持論を述べた。
夜間の「ナイトスクリーン」ではカナダで日本映画を上映する「トロント日本映画祭」と連携し、話題の邦画8本を英語字幕付きで上映する試みも。自身も「トロント日本映画祭」に参加経験のある齊藤は「現地にお住まいの日本の方たちが最新の日本文化と出会うタッチポイントとなっている。向こうにいる日本の方たちが何より心待ちにしてくれている印象で、とても身近に感じられる大好きな映画祭」と紹介。