王座戦線を占う西元也史vs松山勇汰戦が決定。「原点回帰」の西元に松山は「勝たないと先に進めない」【Krush】

会見では対照的なコメントの2人

 今後のタイトル挑戦に大きなアピールとなる試合ということについては、松山は「今までの試合もKOにこだわっていることはなく、練習でやってきたことを出していい結果につながっている。今回もやるべきことをやればいい結果がついてくると思う。勝ち方も大事だが、まずはここを勝たないと先に進めない。勝つためにしっかり練習を積んで、いい勝ち方をしたい」とまずは勝利へのこだわりを見せた。

 一方、西元は「少し考えすぎて、うまく戦おうとか自分に向いていないことを考えすぎることが多かったので、原点に返るという意味で思い切り蹴って殴って壊します。自分も年を取ってふんぞり返っているわけではないつもり。僕も若手に負けないくらいギラギラして取りに行こうと思っている」と“壊す”ということへのこだわりを見せた。この原点回帰については「先にダウンを取って、その後に取り返されて、という芦澤戦がきっかけになって、その後からKO数が減って来た。そういったところから自分の持ち味やいいところが出せなくなってきて、結果も負けがちになっている。本当に原点回帰で思い切りやる」と昨年2月に芦澤竜誠に敗れて以降、勝っても負けても判定という現状からの脱却を目指してのものであることを明かした。

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)
〈10月13日発表のカード〉
◆Krushバンタム級/3分3R・延長1R
壬生狼一輝(力道場静岡)vs 心直(REON Fighting sports GYM)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)vs 目黒翔大(優弥道場)

◆Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM)vs “狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)

◆プレリミナリーファイト/Krushバンタム級/3分3R
紀空(K-1ジム五反田チームキングス)vs 今村流星(KINGS)

〈既報のカード〉
◆Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
稲垣柊(王者/K-1ジム大宮チームレオン)vs 小嶋瑠久(挑戦者/ARROWS GYM)
※王者・稲垣は初防衛戦※

◆第4代Krush女子アトム級王座決定戦/3分3R・延長1R
山田真子(KINGS)vs 松谷綺(ALONZA ABLAZE)

◆Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)vs FUMIYA(E x F)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
龍華(ザウルスプロモーション)vs 岩崎悠斗(ARROWS GYM)
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