新トレーナーのもと闘志復活の龍聖が「暴君、完全復活」を約束。K-1王者・軍司と戦ったスアレスと対戦【KNOCK OUT】
龍聖は「前のジムでずっと教えてくれていたタイ人のノップがいなくなった。自分の中で格闘技への情熱が覚めるというか“めんどくせえな”とか思う時もあって、あまり練習していない時期もあった。やっぱりノップと一緒にやっていきたかったなという思いもあった。このままやっていてもいいのかなと、もやもやと迷う時期がこの1年くらいあった。それが試合にも出ていたと思う。トレーナーを探したりもしていたけど、なかなか“この人に教えてもらいたい。この人なら信じられる”という人がいなかった。最近、KNOCK OUTジムの会長、栗秋祥吾君のお兄ちゃんなんですが、和輝君に練習を見てもらっている。ノップと離れて初めて“この人のために勝ちたい”と思えるトレーナーと練習していて、すごく充実していて、成長も感じる。昔、ギラギラしていた時の自信のようなものを取り戻している」などとこの間の経緯と現在の充実した練習環境を明かした。
また和輝トレーナーと組むことになったきっかけについては「格闘技の練習もしてなくて“もういいかな。疲れたな。ビジネスでもやろうかな”とか考えていた時に“手伝いに来てよ”みたいな感じで遊びに行ったんですよ。そこで“久しぶりにミットやる?”ってなって、和輝君にミットを持ってもらったら“この人、ミットうめえ”って思って(笑)。それに人間性もすごく好き。格闘技のことが大好きで、僕に一生懸命教えてくれる。僕はトレーナーが自分より強い弱いは関係なく自分に指示をしてほしいというか“こうしたほうがいい。ああしたほうがいい”と言ってくれる先生がいい。そういう人が少なくなってしまったというか。みんな“龍聖はチャンピオンだから”“負けないんだからそれでいいじゃない”という感じで“ミット持ち”みたいになってしまっていたけど、和輝君はそうじゃなく、いろいろ遠慮しないで言ってくれる。“ああ、この人に教えてもらいたいな”と思いました」などと語った。