剛力彩芽、3本の主演ショートフィルム完成に感激「大きな挑戦ができた」
国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2023」 による「秋の国際短編映画祭」トークイベントが19日、都内にて行われ、俳優の剛力彩芽らが登壇。剛力が企画段階から参加した3本の主演ショートフィルムの完成に感激した。
SSFF & ASIAと剛力が2020年に企画した、剛力主演のショートフィルムを制作するプロジェクト。剛力がシングルマザーを演じる『卵と彩子』(大森歩監督)、男から逃亡する女性を迫真の演技で魅せる『傷跡』(井上 博貴監督)、マスク依存症の狂気を演じる『MASKAHOLIC』(洞内広樹監督)が完成した。
10月19日に行われたイベントでは、作品上映とともに、主演の剛力と、井上博貴監督、洞内広樹監督が登壇。剛力は3年前に撮影した作品に「記憶がよみがえりました。短い期間で3つの異なる作品をそれぞれ撮影して大変だったけど大きな挑戦ができて楽しかったです」と振り返った。
作品作りに企画段階から関わった今回の経験に剛力は「うれしい反面、不安もありました」と明かしつつ本作の経験を通してショートフィルムの魅力を知ったといい「自分の想いと、作った人の想いとがよりダイレクトに重なり合ったり、一方で、見る人に“あなたはどう思う?”と解釈をゆだねてくれる余白も多く好き。とても興味深いと思った」。
作品にちなみ「もし明日なりたいものになれるとしたら?」と聞かれると剛力は「「今の仕事以外考えたことなかったな」としつつ「なれてしまうのだったら、すごく素敵な作品を作る監督になりたいかな」と笑顔で答えていた。
3作品のメイキング映像は映画祭公式YouTubeにて公開中。「SSFF & ASIA 2023 秋の国際短編映画祭」はオンラインにて10月27日まで、リアル会場は22日まで東京都写真美術館ホール他にて開催中。