大阪大会のPRを請け負った皇治が生電話でカルロスPへNARIAGARIファイターの参戦を要求【K-1】

満面の笑みの皇治(右)と渋い表情の宮田プロデューサー(撮影・須山杏)

 宮田氏が「皇治選手がK-1のリングでMMAの試合をするんじゃないかとか憶測があるんですが」と水を向けると「いいですよ。アホが、根性ない奴が俺にケンカ売ってきたりしてるんでMMAでやってもいいですけど、ケンカを売るならこっちに来いと。まあ、楽しみにしていてくださいよ」と語る場面も。

 取りあえず目的を果たした宮田氏が締めに入ろうとすると「もうちょっと喋らせて」と遮った皇治は「僕は不器用ですが必死こいてこのリングに来ました。まだまだ若くて埋もれている選手はいる。そういう選手をフックアップしたいと思って、NARIAGARIという団体を作りました。そこで頑張っている選手を12月に出してほしい。必死こいてチケット売ると思うんで。まだまだ名前はないんですが必死に頑張ってるんですよ。8人くらいいいですか? 人にお願いするだけして俺のお願いは聞いてくれないの?(笑)」とまさかのお願い。

 宮田氏が持ち帰ろうとすると「カルロスさん、今日はいてない? じゃあカルロスさんに電話してください」と要求。以前、RIZINの榊原信行CEOが皇治にリング上からの生電話で朝倉海との対戦をオファーした場面の再現のような展開に。ここで電話に出てしまったカルロス菊田K-1プロデューサーに「僕のNARIAGARIという団体でK-1やRIZINに憧れて頑張っている選手がいて、結果を出しているんで、どうにか12月のK-1に8人出してほしいんですよ。え? 大丈夫? じゃあNARIAGARIファイター、出してくれるかなー?」と直談判。これにカルロス氏がゴーサインを出し、NARIAGARIファイターの参戦が濃厚となった。

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