GLORYとの対抗戦に3王者が参戦。肩の脱臼明けの中村寛「ぶっつけ本番でしばいてやろうと思っている」【RISE】

GLORYとの対抗戦出場が決まった聖愛、中村寛、南原健太(左から)

 RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月25日、都内で開催された。

 今大会ではGLORYとの対抗戦「RIVALS」として6試合を行う予定で、この日は3試合が発表された。

 ライト級戦ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)がアフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)と対戦する。

 中村は今年4月に直樹を破り、王座獲得。戴冠後初の試合となった8月のアリシェル・カルメノフ戦ではもつれて倒れた際に肩を脱臼してしまいノーコンテスト。今回はそれ以来の復帰戦となる。アコーダッドはモロッコ出身の22歳でプロ戦績は15戦13勝(7KO)2敗。184センチの長身で中村との身長差は実に20センチとなっている。

 中村は「前回は不本意な形で僕自身もそうだが、ファンもフラストレーションがたまっているなというのはすごく思っていて。今年中にそれを撤回して、勝ちで終わろうと思っている。その中で文句ない相手なんじゃないですかね。でかくて、戦績を見ても強いといわれている選手を完膚なきまでにボコボコにして会場を沸かせるんで、楽しみにしていてください」と気合十分。

1 2 3 4>>>