那須川天心のRISEラストマッチで戦った風音が引退。「僕の格闘技人生を政所仁との試合でフタをしたいと思った」
会見には伊藤代表も同席
一番の思い出については「この前の試合。仁との2回目の試合。うれしいとかしんどいとかそういう思いがある試合は毎試合なんですが、トータルで見て、僕が一番いいなと思ったのはあの試合。それくらいあの試合が好き。だからあの試合を越えるのは無理だと思ったのも辞める理由だったのでvs政所仁が一番好き」と政所との2回目の対戦を挙げた。
RISEの伊藤隆代表からは「ラストマッチで1試合くらいしたらどうかと10回くらい言った」と引退試合を勧められたのだが「何回か言われて、もうちょっとで心が揺らぐかと思った時もあった(笑)。僕の気持ちとしては、本当に仁との試合を最後にしたかった。それの上塗りをしたくなかったということと、それをやるとこのタイミングで辞める意味が変わってしまう。あの試合を格闘家としての僕の終わりにしたかった」と固辞した理由を明かした。
そして最後は「12月16日にセレモニーをやっていただけるということで、そこがが格闘家風音としての最後の舞台になると思う。最後の最後まで見ていただければと思います。改めて長い間、応援してくださった皆さん、サポートしてくださった皆さん、本当にありがとうございました」と改めて感謝の言葉を口にした。