宮本もか&長野じゅりあがプリンセスタッグ王座初挑戦も「ふりーWiFi」に敗れベルト獲りならず【東京女子プロレス】

フィニッシュは乃蒼のブリザード・スープレックス

 王座奪取ならなかった宮本は「負けてしまって、すごく悔しいんですけど、私もじゅりあさんもここで終わりたくないんで。もっともっと上を目指して。ベルトが獲れるくらい強くなって、また挑戦したいです」。長野は「勝つつもりだったんで、負けたときのコメントを考えてなかったんですけど。もかさんにすごいアシストしてもらったのに負けてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、もかさんとだから、このタイトルマッチができたと思っていて。ここで終わりじゃなくて、もっともっと強くなってリベンジしたいです」と共に悔しさを露わにした。
 
 一方、初防衛に成功した角田は「じゅりあちゃんとやってないのが怖いとか、前哨戦のもかちゃんを見て言ってたけど。逆にもかちゃんがやってきた分、うちらがやりたかったことをやらせてもらえなかった。この一戦で、真拳空勝のお陰でWiFiがもう一段階強くなれたなって思った」と話した。乃蒼は「今日起きたとき、すごいふりーWiFiにいい電波が飛んでるなって。だから絶対負けられない、負けないなって思った。ところどころで切断されそうなのがあって。これから挑戦する人たちは、試合のことを考えてないときもWiFiのことを考えるような。ストレスの溜まる試合になると思うんです。今日のじゅりあちゃん、もかちゃんは終わった後、悔しい電波がいっぱい飛んでました」と笑みを浮かべた。

東京女子プロレス「ALL RISE ’23」(10月27日、東京・後楽園ホール)
◆第一試合 20分一本勝負
上原わかな&○HIMAWARI&大久保琉那(10分6秒、逆片エビ固め)凍雅&鈴木志乃&風城ハル●

◆第二試合 20分一本勝負
水波綾&○愛野ユキ(12分54秒、片エビ固め)伊藤麻希&鳥喰かや●
※ヴィーナスDDT

◆第三試合 インターナショナル・プリンセス王座次期挑戦者決定8選手参加時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
○中島翔子〈3〉(17分53秒、ロコモーション式ノーザンライト・スープレックス・ホールド)らく●〈4〉
※〈 〉内は入場順。
【試合経過】
①○遠藤有栖〈8〉(10分50秒、キャメルクラッチ)桐生真弥●〈2〉
②○渡辺未詩〈6〉(12分14秒 体固め)鈴芽●〈1〉
※ティアドロップ
③○中島翔子/○遠藤有栖(13分4秒、同時オーバー・ザ・トップロープ)辰巳リカ●〈5〉/渡辺未詩●
④○上福ゆき〈7〉(15分16秒、エビ固め)遠藤有栖●
※フェイマサー
⑤○中島翔子(16分41秒、エビ固め)上福ゆき●
※フランケンシュタイナー

◆第四試合 20分一本勝負
○坂崎ユカ&瑞希(10分51秒、片エビ固め)ハイパーミサヲ&原宿ぽむ●
※マジカルメリーゴーランド
◆第五試合 スペシャルシングルマッチ 20分一本勝負
○赤井沙希(13分30秒、エビ固め)荒井優希●
※ケツァル・コアトル

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉○乃蒼ヒカリ&角田奈穂(14分36秒、ブリザード・スープレックス・ホールド)宮本もか&長野じゅりあ●〈挑戦者組〉
※第14代王者組が初防衛に成功。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○山下実優(12分40秒、片エビ固め)レジーナ●〈挑戦者〉
※クラッシュ・ラビットヒート。第13代王者が初防衛に成功。
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