浜松市の小学生が「住み続けられる未来の浜松市」をテーマにプレゼン。最優秀賞は「雑がみリサイクルで広げるフェアトレードシティ」
最後に浜松市やらまいか大使で「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩氏が「私は絶景プロデューサという肩書でいろいろな場所にある美しい景色を紹介することを仕事にしていて、国内外をカメラ片手に旅行しています。その中で最近、気候変動とか異常な天気が多いと感じています。そうすると美しかった景色も見られなくなってしまったり、お花畑でお花が育たなくなったりということが増えてきているなと感じています。気候変動って大きな問題で“自分一人が何かやっても変わらないのでは?”と思ってしまいがちですが、そういう大きな問題も一歩ずつ皆さんから出たアイデアを実現したり、行動することで必ず変えられると私は思っています。なので、今日はそういう小さな一歩みたいなアイデアが皆さんからたくさん聞けると思って楽しみにしています」などと挨拶した。
続いて子供たちが「みんなが平等で安心して過ごせる浜松市」「エネルギーを石油から電気に」「生ごみ肥料&プラスチック制服じゅんかん法」「ゴミ0のまち未来はままつ」「日本を引っ張っていく浜松市」「ジェンダー総理と国民」「給食革命~浜松っ子が主役!浜松大好き給食♡~」「環境にやさしい発電と生活の街」「ゴミから電気へ」「雑がみリサイクルで広げるフェアトレードシティ」といったテーマで議場でプレゼンを行った。
斬新なアイデアに審査員からは「2時間聞いていられる。全体をとらえているのが評価に値する」「なぜこのテーマを?」「大発明! 4年生でいろいろ考えられているのが素晴らしい」、現実をしっかりと把握したうえでの提案に「的を得ている内容」「誰もが参画できる」などと感嘆の声が漏れた。
一方、子どもたちからは「私たちはSDGsについて学校で学んでいるが、大人はどこまで理解している?」「市長さん、(こんな取り組みを)やってみてはどうですか?」といった厳しい意見が大人たちに向けられる場面もあった。