門口佳佑が初防衛に成功しリング上からK-1王者・軍司泰斗に対戦呼び掛け。会見では「軍司選手と龍聖選手の勝者とやりたい」【RISE172】

最終ラウンド、魁斗は感情をむき出しにしてパンチを放つ(撮影・須山杏)

 5R、圧をかける門口にパンチを連打の魁斗。門口はガードを固め前に出ると“打って来い”と挑発。そして声を出しながら左右のフックを打ち込んでいく。魁斗もパンチを放つが門口のガードは固い。前に出る門口が打ち合いに持ち込むと魁斗も応じる。打ち合いでは門口の攻勢が目立つ展開に。門口の右フックが魁斗の顔面に炸裂。魁斗も左フックを顔面にヒットも門口の圧が強く、決定打とはならない。

 判定は49-47、50-47、50-47の3-0で門口が勝利を収めた。

 門口は試合後のマイクで「ありがとうございました。本当に今年、試合を重ねる中で今日が一番プレッシャーを感じましたし、生きた心地がしない1カ月を過ごしてきたんですが、本当に勝てて良かったです」と無事に初防衛を果たした現在の素直な心境を吐露した。そして「今日、会場に軍司選手が来ていると思うんですが、良かったら時期を合わせて、フェザー級最強を証明、どうですかね? 僕は対抗戦で全部勝ってきたので、軍司選手もやるならやるでしっかり勝って、お互い最強を証明できる戦いをできれば。僕は軍司選手とやりたいので」と軍司とのフェザー級最強をかけた対戦をアピールした。