鈴木千裕「みんなが見たいのは男同士の殴り合い。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う」【RIZIN】

日の丸を背負って戦う鈴木

 ケラモフは鈴木の公開練習での挑発について「挑発に彼はショーが好きだからやってる。自分は乗らない」と言っていたのだが、鈴木は「これはアゼルバイジャンの人もみんな気づいてないことなんですが。本人だけは気づいてると思います。乗っちゃってるんですよ。みんなにはそう言ってますが、彼は乗っかっちゃってますね」とケラモフはすでに自分の掌の上にあると言わんばかり。そして「やっぱ一番面白いのって。せっかくアゼルバイジャンで初めてRIZINをやるにあたってメインが一番大事。僕は最高の試合をしたい。だからこういうのも諸々含めて、結果的に絶対にいい試合になると思うので、もっと乗っかってきてほしい」とケラモフに呼びかけた。

 アゼルバイジャンに到着後、気候や雰囲気に慣れるために何かを特別に行うことはなし。それは「それは弱い人がやることなんで、なにもしない」という考えから。終始リラックスした表情を見せていることについては「シンプルに格闘技が大好きだから。好きなことをやって固くなる必要はない。一番強いのは格闘技を心の底から楽しんでいる人」と語った。

 カード発表会見以来の2度目のアゼルバイジャンについては「めちゃめちゃいい国。人も温かくて優しい人がほとんど。アウェイ感はない。でも試合当日にリングに上がったときは多少はあるのかなと思う。でもみんな格闘技が好きというのは共通しているので、そこまでアウェイというのは感じない」という感想。公開練習では計量後に食べる勝負飯である参鶏湯がアゼルバイジャンにあったかどうかを下見することを忘れたことが発覚していたのだが「参鶏湯は東京から持ってきました。計量後は参鶏湯とケバブの店を見つけたのでそこに行きます」とのことだった。

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)
◆第10試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 武田光司(BRAVE)
 
◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン/AZERBAIJAN FIGHT CLUB)vs アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア/Universal Fighters)

◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(60.0kg)
メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/Olympus Club)vs フェリット・ギョクテペ(トルコ/Guray Fight Academy)

◆第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
トゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン/Olympia fight club)vs キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(51.0kg)
アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club)vs ファリダ・アブドゥエバ(キルギス/Tiger Muay Thai)

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
ホアレス・ディア(カメルーン/Khabib Gym)vs イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)

◆第3試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
イリヤール・アスカノフ(カザフスタン/Underdog / gepard team)vs ヴラディスラヴ・ルドニエフ(ウクライナ/SC Y.Danilyaka)

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
クエンティン・ドミンゴス(ポルトガル/All Fight club Roubaix / bulgarian top team)vs ショータ・ベトレミドゥゼ(ジョージア/Guram Fight CLub)

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)
ハサン・メジエフ(ラトビア/Rix)vs コンスタンティン・メルクロフ(カザフスタン/Fighting alliance)
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