11・12両国で引退する赤井沙希がシングルラストマッチでダンシング。「この団体を好きになって、身を焦がして尽くした10年に悔いはない」【DDT】
赤井への手紙を読み上げる平田(左)
踊り終えると、赤井はビッグブーツからケツァル・コアトルで決めにいくも、平田は「これ食らったら終わっちゃいます。最後に伝えたい気持ちがあります」とストップをかけた。平田は手紙を読み上げ、赤井のデビュー前、自身はトレーナーとして出会ってからの熱い思いを伝えた。するとDDTの選手たちが続々とリングに上がり、HARASHIMA、上野勇希、MAO、クリス・ブルックス、男色ディーノも手紙を読んだ。
選手たちが退場すると、平田は「最後にもう一勝負しましょう。ずるいことして、スリー取ってとか、そういう勝ち方じゃないと思うんです。あなたの今の全力を受け切って返すことが、あなたとの勝負の勝ちだと思ってます。全部跳ね返しますから、勝負しましょう」と投げ掛けた。
平田の思いを受け取った赤井はキック、ビッグブーツの連打、ダイビング・ボディーアタックと猛攻。さらに新人賞を叩き込むも、カウントは2。三角絞めで絞り上げるも、平田はエスケープ。最後は意を決して、ケツァル・コアトルをさく裂させて勝利。