三富兜翔が前回大会に続き2連続フォール負けも「まだ世代交代はさせない。来年の目標は大都市進出と全国展開」と気炎【PPPTOKYO】

大谷のダイビングボディープレスが三富にさく裂(撮影・三田春樹)

 一進一退の攻防が続き、最後は三富と吉田の展開となると三富が垂直落下式ブレーンバスター。吉田が返すと三富はコーナーからダイビングボディープレスも吉田がかわし、三富は壮絶な自爆。そこに大谷がダイビングボディープレスを浴びせ吉田をフォロー。吉田はバズソーキックからフォールも三富は返す。最後はふらふらと立ち上がった三富に吉田がAERIALIT(飛びヒザ蹴り)を決めて3カウントを奪った。

 大谷は試合後にマイクを握ると「前回の試合の後、みんな夢を語って、俺だけ言ってない。僕の夢は格闘技でも海外でもなく、やっぱりPPPをもっと大きくしたいんだよ! そのために来年はもっと動きます」と宣言。そして「ね、三富さん。来年も動こう」とダウンしたままの三富にマイクを渡すと三富は「前回、大谷に負けて、吉田君に負けて、もう思い残すことはないっす」と前回同様、引退をにおわす発言も、すぐに「って、また引退詐欺みたいに言われるんで、頑張りますよ」と秒で撤回した。