ケラモフを破り王座獲得の鈴木千裕「不良やヤンキーが格闘技の質を下げている」と日本格闘技界の世直しを宣言【RIZIN】

試合後のインタビューでファイトマネーの一部をアゼルバイジャンの格闘技界や子どもたちのために寄付することを表明

 試合後のケージ内でのインタビューではファイトマネーの一部を「アゼルバイジャンの格闘技界や子どもたちのために寄付したい」と表明したのだが「日本でハロウィーンイベントに協賛したり、子どもイベントをしたりという小さな活動はしている。20代の僕らと大人が今の未来を作っている。子どもたちはそれを見ている。だから一番大事なのは僕らが頑張って素晴らしい未来を作らないといけない。僕は格闘技を通してそれができると思ったので、アゼルバイジャンに何かの形で寄付でもいいし、子どもイベントみたいなことをやって、子どもたちに“俺もいつか格闘技をやって、国に還元したり、未来の子どもたちに何かできるような大人になりたい”と思ってもらいたい。そういうきっかけを作れれば」などと熱っぽく語った。

 会見場には右手に包帯を巻いた姿で現れた鈴木。「下から殴ったことがなくて、思い切りいこうと思ったら親指が骨に直に当たってしまった。まだ分からないが、ひびかな。とにかく痛い。靱帯かもしれないが東京に帰ったら病院で見てもらう」と骨折、もしくは靱帯を痛めた可能性があることを明かした。この日はタイトル戦の勝者に挑戦することが濃厚な金原正徳が中継の解説を務め、鈴木の勝利後に「やりましょう」と発言。大晦日でのタイトル戦が期待されるところなのだが「拳が間に合うか微妙なんですが、間に合うように頑張る。まだ検査していないんで分からないんですが、間に合うかな? ちょっと待っててください」と語った。

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)
◆第10試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
●ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB(1R1分28秒、KO)鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)○

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
○トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)(3R2分3秒、TKO)武田光司(BRAVE)●
 
◆第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
●ナリマン・アバソフ(アゼルバイジャン/AZERBAIJAN FIGHT CLUB)(判定0-3)アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア/Universal Fighters)○

◆第7試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(60.0kg)
○メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/Olympus Club)(判定3-0)フェリット・ギョクテペ(トルコ/Guray Fight Academy)●

◆第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
●トゥラル・ラギモフ(アゼルバイジャン/Olympia fight club)(1R21秒、KO)キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)○

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(51.0kg)
○アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ/SubHunter, Puncher Fight club)(2R4分20秒、アームバー)ファリダ・アブドゥエバ(キルギス/Tiger Muay Thai)●

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
●ホアレス・ディア(カメルーン/Khabib Gym)(判定0-3)イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)○

◆第3試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
●イリヤール・アスカノフ(カザフスタン/Underdog / gepard team)(判定0-3)ヴラディスラヴ・ルドニエフ(ウクライナ/SC Y.Danilyaka)○

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
●クエンティン・ドミンゴス(ポルトガル/All Fight club Roubaix / bulgarian top team)(1R5分、TKO)ショータ・ベトレミドゥゼ(ジョージア/Guram Fight CLub)○
※レフェリーストップ。負傷のため

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(93.0kg)
○ハサン・メジエフ(ラトビア/Rix)(1R2分32秒、リアネイキッドチョーク)コンスタンティン・メルクロフ(カザフスタン/Fighting alliance)●
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