小笠原瑛作が団体初のOFGマッチでボクシングのアジア大会優勝者に延長の末、まさかの判定負け【KNOCK OUT】

序盤は小笠原が攻め込んでいたが…(撮影・三田春樹)

 小笠原は8月25日に行われた「ONE FRIDAY FIGHTS 30」(タイ・バンコク/ルンピニースタジアム)でONE Championshipに初参戦し、OFGマッチでヨッドウィッタヤ・ペッチョンプー(タイ)に1R31秒でKO勝ちを収め、35万バーツ(約140万円)のパフォーマンスボーナスを獲得。今回は凱旋試合だった。

 対戦相手のウィンはムエタイでのメジャータイトルの獲得歴こそないものの、ボクシングではアジア大会優勝の実績がある、まさに“未知なる強豪”だった。

 1R、サウスポーの小笠原、オーソドックスのウィン。小笠原は左インローから左右のパンチにつなげる。ウィンも右インロー。ウィンはサウスポーにスイッチ。小笠原は左右のフック、右フックが顔面をとらえる。ウィンはオーソドックスに戻して右ロー、右ハイ。小笠原は左ストレート、右フック。ウィンは右ハイ。小笠原は前蹴りをキャッチしてパンチを狙う。小笠原の左インロー、右前蹴り、左ハイ。小笠原の左インローを嫌がるウィン。ウィンの左ミドルをキャッチして軸足を払いに行く小笠原。