THE RAMPAGE 浦川翔平ことホンタイボーイのタイの土産話〈BUZZらないとイヤー! 第62回〉
ーー今回はフェスのために行ったこともありますし、フェスでのエピソードが濃くなりますね。
翔平さん:それ以外も……ある! 自分たちで動いたことによって運命を切り開いたやつなんですけど。シンハー(タイを代表するビールの銘柄)を求めて散策してたんです。自分と慎、岩翔(岩谷翔吾)さん、(鈴木)昂秀、LIKIYAさん、健太さんもいたかな。そしたら声をかけられたんです、「君たちは何かしてるでしょ?」って。で、「あ、アーティストやってます」って。その人はバーの開店準備をしてたところで、行く当てもないし、お店に入ってみたら、子どもと奥さんがいて、部屋の図面を書いてたりして。
話を聞いたら、映画の『ハングオーバー』のスタッフだっていうんです。パート2のロケ地がタイなのかな。その人が言うには、ディレクターをやってて、ブルワリーもやっていて、ウィスキーとかウォッカとか酒も造ってると。このバーもこれからオープンするんだって。
ーー切り開いてるなあ……
翔平さん:運命は自分たちで動かすみたいなことを言ってるじゃないですか。それで、その店の中にそれに類似したスローガンがネオンで光ってたんですよ、”YOUR COMFORT ZONE WILL KILL YOU”って。
ーー「16BOOSTERZ」感もありますよ!
翔平さん:「コンフォートゾーン 静かに抜け出す」って! 安定した場所に留まるんじゃなくて動いていかないとって。その方は「君たちは僕にとって最初のお客さんだ、また来てくれよなって」。いいミュージックバーも教えてもらっちゃいました。
ーータイのカルチャーのリアルを自分で見て感じるのも大切だと思います。さて、翔平さんに撮ってきていただいた写真ですけど…これはレストラン?
翔平さん:この写真のポイントはヤモリなんですけどね(笑)! デザインじゃなくて本物。いっぱいいるんですよ。
このレストランでは、蓮の花びらに香辛料を巻いて食べるみたいな前菜が出てきたんですけど……結構くらって。乾燥青とうがらしみたいな香辛料があって、陣さんが飛び込んでいくぞ!って二個ぐらい入れて食べて大変なことになってて。先輩たちが煽ってくるもんだから私も食べたら、後になってお腹が……。
ーー……大丈夫でしたか(笑)? あ、このレンコンのジュースの写真は見覚えがあります。メンバーのどなたかがブログなのかSNSなのか……
翔平さん:注文してみようっていったのは陣さんなんですけど……陣さんは飲んでないんですよ。たっくん(後藤拓磨)と俺と、バースデーボーイの(藤原)樹が飲んでいますね。
ーー見た感じ、かわいらしいですけど、写真を撮ってきたぐらいだから、そういうことじゃないんでしょうね。
翔平さん:シロップがいっぱい入ってて甘いんです。レンコンはしゃきしゃきしてます。飲めないことはなかったので、甘っ!って思いながら飲み干しました。このお店、ノンアルコールのお店だったんですよね。なんかタイって面白いんですよ、時間によってお酒が全然飲めなかったりする。
レンコンジュースも、辛い生春巻きもそうですが、何よりもそれがカルチャーショックだったかもしれない。それ以外の食の部分で分かったのは、ガパオライスとグリーンカレーは裏切らないってことです。