朝倉未来がケラモフを破った鈴木千裕を「すごい」と認めつつも「戦っても全然負けるとは思っていない」

この日は白川陸斗(左)、西谷大成(右)とともに公開練習

 鈴木は試合後の会見で「今の日本の格闘技は不良が輝く時代になっちゃっていて、ヤンキーとかそういう人たちが表舞台に出て、格闘技の質を下げている」などと語っていたことについては「そう思うトップファイターがいるということは素晴らしいことだと思う。飲み込まれてはダメだと。僕自身も感じているが、BreakingDownは朝倉未来より数字を持っちゃっている。僕がプロ格闘家として試合が決まりましたとか、ジムの新体制の発表一つとっても100万再生くらいしか行かない。BreakingDownは300万くらい普通にいく。プロ格闘家の視点からいえば、悔しい気持ちもある。やっぱりケンカとかに興味を持つ人が多いんだなと。そういう意持ちを持っている選手がもっと頑張れば、アスリートとしての格闘技も広まっていくだろうし。どっちも共存していけばいいんじゃないですか」との見解。そして「ただ、あまりトップファイターが“不良がどう”とか言ってしまうと、だいぶ負けていることを認めているということにもなってしまう。それくらいまでBreakingDownとかがすごいんだなと思っている。トップ選手たちが焦って言っちゃっているくらい。ある意味、注目度では負けを認め始めているというか、そういう見方もできるので、それくらいすごいんだなと思っている。今の時代は視聴者側が決める。視聴者側の受け取り方次第だと思う。不良がいくら再生数が伸びていても“こうなりたくない”と思う人がいれば、それが正解だし。だから僕らがどうとかではないかなと。難しい話ですけど」とも語った。

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