赤井沙希が両国のリングで美しいまま散る。引退後は“裏方”でDDTに残留へ【DDT】
高木が裏方としてのDDT残留を要請
赤井は自分の思いを手紙にしたため「デビューのときに立った両国が、ついこの間のことのように思います。でも、10年前に見た景色と今の景色では全然違って見えます。私は一人じゃなかったです。10年前、このチームの一員になって、自分が一番欲しかったけど、あきらめていたものを気付いたら手にしていました。どこかドライな私が自分を犠牲にしても守りたいと思える仲間。それがDDTの仲間。ファンの皆さんです。私はDDTを、ファンのみんなを、いつしか仲間という思いを超え、家族と思うようになりました。リングを降りたら私は選手じゃなくなります。でも家族のつながりはどこで何をしていても切れることはありません。私はみんなと心でつながってるんだという思いを胸に新たな道を歩んでいきます。家族であるDDT、ファンのみんなのことを思い続けて生きていきます。プロレスラー赤井沙希の10年間、本当に夢のような幸せな人生でした。皆さん、心から愛してます。本当にありがとうございました」とあいさつ。最後に10カウントゴングを聞いて、リングを降りた。