“世界のスーパースター”クリス・ジェリコが爆笑会見。目隠し乳隠しデスマッチ、ヨシヒコを絶賛【DDT】
「Dramatic Dream Round“楽しもうぜ!!”何が出るかな!?お楽しみデスマッチ」という超変則ルールで行われた高橋ヒロムvs平田一喜戦の印象について「ヒロム選手は前回、新日本に来たときから知っていて、好きな選手なので注目して見ていた。一体これは何が起こってるんだ?って。通訳に各ラウンドのルールを説明してもらって、理解しながら見ていたが…。プロレスは何があってもいい、オープンなもの。デスマッチ、ミサワ(三沢光晴)vsカワダ(川田利明)というクラシカルな試合もある。何でもプロレスだと思っていたんだけど、試合が進むにつれ、これは何を見せられてるんだ?って。そのなかで『目隠し乳隠しデスマッチ』、お互い見えないなかで、そばにいると思ってドロップキックを空振りしたところとか含めて、面白いし、天才的だし、アイデアも素晴らしい。100%の称賛を送りたい。アイツらは天才だ」とまさかの絶賛。
ヨシヒコの試合については「ヨシヒコの試合を見るのが楽しくて。過去にケニー(オメガ)、イブシ(飯伏幸太)との試合を見たことはあった。実際に見てみると、最初はバカバカしいと思って見るんだけど、そこに独創性があったり、クリエイティブな現実性があって、バカバカしいという最初の印象はすっ飛んで、素晴らしいことをやってるんだなと。楽しませてもらったよ」と笑顔。
自身のヨシヒコとの対戦は「絶対やらない! 対ヨシヒコの専門家みたいな人たちがいると聞いてるんで、彼らに任せる。もしヨシヒコと試合したら、日本で恩師だと思ってるテンリュー(天龍源一郎)さん、チョーシュー(長州力)さん、チョーノ(蝶野正洋)さん、ゲドー(外道)さんから殺されてしまうよ!」と笑い飛ばした。
今後の日本での試合に関して「今、AEWでケニーとチームを組んでる。次に来日したときに、ケニーとのタッグで来れれば、なかなかインパクトがある」とニヤリ。そして「日本に来ること自体は問題ない。過去、東京ドームでケニー、ナイトー(内藤哲也)、タナハシ(棚橋弘至)と試合した。今回はTAKESHITAと試合した。団体というより、どういう対戦相手とどういう試合をするか。それは私が来日するコンセプトに値するかどうか。世紀の対戦という形が作れるなら、ぜひ来日したい。DDTでも全く問題ない」とDDTへの再参戦にも興味津々。
入場時に米国マットさながらの“大合唱”がファンから起きたことには「前回、新日本に来たとき、大合唱は起きなかった。AEWでお客さんが大合唱してくれるようになって、ロンドンとかほかの地域に行ったときも大合唱が起きて、今回初めて日本でも起きた。入場するまで、大合唱が起きるかどうか分からなかったが、大合唱が起きて最高の気分だったし、忘れることがない思い出をいただきました」と満面の笑みを浮かべた。