サッカーW杯アジア2次予選で日本がミャンマーに5-0で勝利。上田綺世がハットトリック

ダメ押しの5点目を挙げた堂安(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

 35分にはGKの大迫に代わり前川黛也(ヴィッセル神戸)が日本代表初出場。これで5人の交代枠を使い切った日本。

 38分には細かいパスでペナルティーエリア内に侵入するもミャンマーDFは固い。

 41分には敵陣中央からの守田からのパスを堂安がペナルティーエリア内で受けると絶妙なトラップでDFをかわし、GKの股を抜いてついにゴールを決め、日本は5-0とミャンマーを突き放す。

 その後もミャンマーゴールに迫る日本は鋭い縦パス、遠めからのクロスとさまざまなバリエーションで攻め込む中、試合終了。日本はアジア2次予選初戦を5-0で勝利を収め、好スタートを切った。

 試合後のインタビューで森保一監督は「まずは初戦はどの大会でも難しいところを選手たちがいい準備をしてくれた。そして相手あっての試合だが、自分たちがチャレンジしていくという姿勢を見せてくれたので、まずはその姿勢はよかったと思うし、見てくださった方々にそのチャレンジが伝わればいいなと思っている。ただ、まだまだ点を取れた形もあったと思うし、よりチャンスを作れるように、そしてピンチを減らせるようにしていかないといけないと思っている」と試合を振り返った。そして「ここからまた暑いサウジアラビアに移動して、シリアと戦いますが、いろいろな厳しい条件の中でも我々はタフに戦って勝利をつかみたいと思う。タフに戦っている選手の姿が、見てくださっている方々に伝わって、日常の活力になるとうれしいと思っている」と次戦に目を向けた。

 ハットトリックの上田は「公式戦初戦だったんで、とりあえず勝ちたいという気持ちがあった。自分の良さも多少出せたのではないかと思う。まだ予選は続くんで、気を抜かずに戦っていこうと思うんで、応援よろしくお願いします」と語った。

 日本の次戦は21日にシリアとアウェーで対戦。その後は来年3月21日にホームで、26日にアウェーで北朝鮮と対戦。そして6月には6日にアウェーでミャンマー、11日にはホームでシリアとの最終戦に臨む。

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