政所仁が花岡竜、長谷川海翔を破りトーナメントV。王者・大﨑一貴に「次、楽しみにしていてください」と王座奪取へ自信【RISE173】
挑戦権を獲得した政所(左)とスーパーフライ級王者の大﨑一貴(撮影・蔦野裕)
政所は試合後のマイクで「これでやっと2度目のタイトルマッチが決まって、ちょっと遠回りだったんですが、今まで応援してくれた皆さん、ありがとうございました。ちょっと伊藤代表に一言だけいいですか。ほらな(笑)。今のは冗談ですが、僕はこのトーナメントは正直ムカつきましたが、RISEは大好きなんで、伊藤さんのことも嫌いじゃないです(笑)。ただ僕はここはゴールとは思ってない。でも長谷川選手、練習も何度かやらせてもらったことがあるんですが、めちゃめちゃ強かったです。危なかったです。僕しか53kgで大﨑選手に勝てる選手はいないと思っているので。大﨑選手にちょっとプレッシャーかけすぎたかもしれませんが、次、楽しみにしていてください」とリングサイドで試合を観戦していた大﨑に呼びかけた。そして「風音の引退式が12月にあるんで、皆さんぜひ行ってください。風音、ほんまに力になりました。ありがとう」と先日、現役引退を発表した親友の風音にも感謝の言葉を述べた。
これを受けリングに上がった大﨑は「おめでとうございます。準決勝、決勝とと近くで見させてもらって、本当にすごく強くてめちゃくちゃ燃えました。僕は12月に試合が決まっていて。前回、負けちゃったんですけど、それまで勝ち続けてこのベルトの価値を高めてきたのは僕なんで、12月に勝って、政所選手との防衛戦にもしっかり勝って、次につなげていくので、皆さん、楽しみにしていてください」と語った。