三代目JSBのドームツアー開幕! 4万5000⼈がシンガロング 


 三代目 J SOUL BROTHERSにとって約2年ぶり、6度目のドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND”』が、11月18日にバンテリンドーム ナゴヤで開幕した。本記事はそのオフィシャルリポート。

 開演を告げるカウントダウンの後、植物や動物などの大自然をモチーフにしたオープニング映像が流れ、サポートダンサーによる儀式のようなものが繰り広げられると、センターステージに7人の姿が現れ、黄色い歓声が上がった。ライブは、11月11日にリリースされた新曲「Awakening Light」の初パフォーマンスで幕を開け、レーザーのような照明やファイヤーボールなどの演出も相まって会場の熱が一気に高まっていく。


 序盤は「J.S.B. DREAM」「J.S.B. LOVE」のJ.S.B.シリーズにはじまるアッパーチューンの連続で、総勢92名のサポートダンサーを交えた迫力あるパフォーマンスと、とにかく息をつく暇がない。前回のドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021 “THIS IS JSB”』は声出しの制限があったが、もちろん今回は全面解禁。メンバーは積極的に客席を煽り、何度も「JSB」のコール&レスポンスが響きわたった。なかでも印象的だったのは、「CHAIN BREAKER feat. 登坂広臣」(PKCZ/ØMIソロ曲)、「TUXEDO」(今市隆二ソロ曲)、「NEOTOKYO」(ELLYソロ曲)と、メンバーのソロ曲が立て続けに披露されたこと。それも個人でのパフォーマンスではなく、歌唱パートはØMIと今市で分け、パフォーマーも全員参加して盛り上げる、本ツアーでしか見られない貴重な内容となっていた。

 また、ドームはアリーナよりステージと客席の間にどうしても物理的な距離が生まれてしまうが、それを感じさせないようにする彼らの優しさも垣間見えた。「O.R.I.O.N.」「Waking Me Up」「R.Y.U.S.E.I.」ではメンバーがフロートに乗ってフロアを周り、「後ろまでしっかり見えているよ」と伝えるように、アリーナ席からスタンド席後方まで一人ひとりに視線を向けていく。

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