インフィニティリーグで藤野恵実と杉本恵がドロー。藤野は勝ち点7で単独首位に【修斗】

第7試合ではここから吉成がストレートアームバーを極め一本勝ち(撮影・穂積美咲)

 もう1試合の公式戦、吉成はるか(勝ち点0/パラエストラ小岩)vsエンゼル☆志穂(勝ち点0/GSB多治見)の一戦は吉成が2Rで一本勝ちを収め、勝ち点3を獲得した。

 1R、サウスポーの吉成、オーソドックスの志穂。タックルからバックをキープの吉成。バックからヒザ、足の踏み付けで削っていく。そしてバックからパンチ。クラッチを外したい志穂。なんとか外し正対から突き放し打撃の攻防に。志穂の打撃をかいくぐりタックルからテイクダウンの吉成。志穂が下から三角絞めを狙うと体を起こし逃げる吉成。スタンドの打撃の攻防からまたも吉成がタックルでテイクダウン。パウンドを落とすが、志穂は下から腕を取り、最後は腕十字を狙うが、すぐに終了のホーン。

 2R、圧をかける志穂がロー、ハイ、ワンツー。吉成は距離を詰めて組み付くが、志穂がプッシュ。志穂が右ミドルもそこにパンチを合わせる吉成。距離を詰めて組み付いた吉成がケージに押し込む。志穂が体勢を入れ替えるが吉成は首投げから袈裟に固め、コツコツとパンチ。そして志穂の右腕を足で固め、なおもパンチをコツコツと放っていく。右腕を極められ動けない志穂だがもがき何とか脱出を図る。最後は吉成が右腕を完全に伸ばし切ると志穂がたまらずタップ。吉成がストレートアームバーで一本勝ちを収めた。

 リーグ戦は来年1月28日に開催されるニューピア大会で最終戦を迎え、杉本vs宝珠山、藤野vs吉成の2試合が行われる。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント/第10試合 世界フライ級チャンピオン決定戦5分5R
●山内 渉(同級世界1位・FIGHT FARM)(3R2分55秒、TKO)新井 丈(同級世界暫定1位・和術慧舟會HEARTS)○

◆セミファイナル/第9試合 フェザー級5分3R
○オーディン(格闘DREAMERS)(2R56秒、TKO)宇野 薫(UNO DOJO)●

◆第8試合 インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
△藤野恵実(勝ち点6/JAPAN TOP TEAM)(判定1-0=20-18、19-19、19-19)杉本 恵(勝ち点4/AACC)△

◆第7試合 インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
○吉成はるか(勝ち点0/パラエストラ小岩)(2R4分36秒、ストレートアームバー)エンゼル☆志穂(勝ち点0/GSB多治見)●

◆第6試合 インフィニティリーグ2023 フェザー級5分2R
○竹原魁晟(勝ち点6/パラエストラ松戸)(1R38秒、KO)浜松ヤマト(勝ち点6/T・GRIP TOKYO)●

◆第5試合 バンタム級5分2R
●ライダーHIRO(シューティング宇留野道場)(2R3分34秒、フロントチョーク)川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)○

◆第4試合 バンタム級5分2R
△江口 諒(SAI-GYM)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)△

◆第3試合 フライ級5分2R
●本多“弥彦”直樹(SAI-GYM)(1R1分32秒、KO)中池武寛(パラエストラ小岩)○

◆第2試合 フライ級5分2R
△大竹陽(HAGANE GYM)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)杉本静弥(パラエストラ柏)△

◆第1試合 ライト級5分2R
○エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)(1R21秒、KO)後藤陽駆(シューティングジム大阪)●

◆オープニングファイト バンタム級5分2R ※17:30開始予定
●Jセロウ若林(SAI-GYM)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)中野剛貴(KRAZY BEE)○
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