森星「暮らすように旅することが私のモットー」自身が手掛ける古民家をAirbnbに掲載

森星

森星と田邉泰之氏(Airbnb Japanの代表取締役 )とのトークショー内容

 

Q:日本初のセレブリティホストとして、ご自身が改装を手掛ける古民家をAirbnbのプラットフォームに掲載し、一度限りの特別企画として宿泊施設として開放するということですが、ホストになるというお話を聞いた時はどのように思われましたか?

 Airbnbのゲストとして、国内外問わず色々な場所で滞在するたびに、文化が違うことなども感じるので、自分がホストとして提供する空間は、その地域のイメージにも繋がるのではないかと感じています。ホストとAirbnbを通して、一つの文化を知る機会もあると思うので、私もホストとして、魅力を伝えられたらと思っています。その分、責任もあり緊張しますが、楽しみです!

Q:森さんがホストをする予定の、ご自身が改修を行う古民家について教えて頂けますでしょうか?

 生まれも育ちも都会で、それも誇りに思っているのですが、生き物が生まれることを感じにくい環境でもあります。ウェルビーイングなライフスタイルを自分なりに取り組んでいる中で、もう少し自分の暮らしから、学びたいという気持ちが強くなって、3年前から国内でウェルビーイングを感じつつ、お仕事現場にも通えるような現実的に暮らせるところを探していました。そんな中で見つけた古民家は、棚田が広がっていたり、風土や建築のデザインとディテ ールなど日本らしさもあると思いました。この場所でなら日本的建築を生かしながら、モダンなライフスタイルを過ごせる、感性が研ぎ澄まされる場所だなと思いました。人がいることで、風の流れや光など新しい景色が見えてくるなど、Airbnbらしいプレゼンテーションなのかなと思っています。

Q:普段から旅が趣味という森さんですが、静岡県・伊豆の Airbnb に宿泊してみてどうでしたか?

 バルコニーにはドッグランがあるので、自分の犬を連れていって、遊ばせたりしました。ホテルほどアメニティなどが揃 っていないからこそ、暮らすように旅することができます。海もあり、山もあるので、外の空間で風土を知ることができ、そうすることで感性が研ぎ澄まされる感覚があります。また火を囲むと普段だと話せないことを話せたりなど、次の日から気持ちを新たにリフレッシュする環境でした。

Q:千葉県・いすみ市の Airbnb の宿にも滞在したということですが、いかがでしたか?

 いすみ市は、海があって友人などもサーフィンしに移住していたり、Airbnbでもいくつか素敵な施設があるなど、最近一押しのエリアだと思っています!この場所に関しては、自分のために「自分のご褒美」というテーマで選びました。川の傍で過ごしたことがなかったので、いすみ川の近くで過ごせたのもAirbnbならではでよかったですし、サウナでデトックスしたり、夜は地域の食材を買って鍋を作ったりなど、リフレッシュして、次の一週間を過ごすことができました。

 

Q:森さんにとって Airbnb を利用した旅行の魅力はどんなところにあると思いますか?

 暮らすように旅することが私のモットーでもあるので、Airbnbが提唱する「開放的な旅」とマッチしているなと思っています。Airbnbでの旅は、揃っていない、決められていないからこそ、自分が囲っているものを取り払うことができるなと思います。私は決められたものを取り払い、クリエイティブになるために旅をすることをテーマにしています。そういった環境を提供してくれるのがAirbnbです。そういう意識で旅をしていくと、ものがある豊かさや、自分がその地域に根ざしていくことができるかなど、自分を開放しながら過ごす環境を自然と探していくようにもなります。地域ごとの魅力を探しながら、五感が研ぎ澄まされていくは、Airbnbを利用することでしか得られない体験だなと思います。

Q:森さんなりの「旅のコツ」の様なものはございますか?

 口コミも参考にはしますが、自分でしっかり見たいというのがあります。なので、行ってみないとわからないという部分は正直あります。興味ある伝統工芸などをメインに、検索すれば出てくるけど、自分で体験しないとわからない発見をするために、まずは行ってみて、体験するプロセスを大切にしています。コンセプトを練って、自問自答を繰り返すプロセスこそが何よりも贅沢だということを嚙みしめています。

Q:今回のイベントのテーマは「開放的な旅」ですが、森さんにとっての「開放的な旅」とはどんな旅ですか?

 私にとっても、皆さんにとっても、旅に出かけると何か気づきがあると思うんですよね。その気づきを知っていくために「自分らしさ」のある旅をすること、開放的に自由に踏み出すことが、明日を生き抜く一つのヒントにもなると思います。Airbnb が地域と自分自身を繋げる役割になるのではないかと感じています。皆さんにもそういった「開放的な旅」を楽しんでもらいたいなと思います!