稲垣柊が小嶋瑠久との激闘制し初防衛に成功も判定勝ちに納得いかず「しっかりと締めることができなかった」【Krush】

顔面を朱に染めながらもパンチを繰り出す小嶋(撮影・須山杏)

 激闘を繰り広げたものの、判定勝ちに納得のいかない稲垣は首を振り、敗れた小嶋はその場に崩れ、リングに座り込んだ。

 試合後のマイクで稲垣は「率直に言います。この超満員の中で試合ができたのはすごくうれしいです。防衛できたのも最低限よかったです。でも、見ての通り、お客さんがすぐに帰ってしまって、しっかりと締めることができなかったです。これはまだまだ僕の実力不足なので、しっかりレベルアップして必ず戻ってくるので、また稲垣柊をよろしくお願いします」とKOで大会を締めくくれなかったことに悔しさをにじませた。

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
○哲志(K-1ジム五反田チームキングス)(判定2-0=30-29、30-29、29-29)石川優斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R
●紀空(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=25-30、25-30、25-30)今村流星(KINGS)○

◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R
○渡邉 陸(POWER OF DREAM)(2R2分17秒、KO)神谷勇輝(SUNRISE GYM)●

◆第1試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM)(2R2分46秒、KO)“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)○

◆第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)目黒翔大(優弥道場)○

◆第3試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○川﨑聖亮朗(HIGHSPEED GYM)(3R1分18秒、KO)斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第4試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○龍華(ザウルスプロモーション)(2R53秒、KO)岩﨑悠斗(ARROWS GYM)●

◆第5試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)(1R2分13秒、KO)FUMIYA(E x F)●

◆第6試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R2分31秒、KO)松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)○

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○壬生狼一輝(力道場静岡)(2R54秒、KO)心直(REON Fighting Sports GYM)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第8試合)/第4代Krush女子アトム級王座決定戦/3分3R・延長1R
●奥脇奈々(エイワスポーツジム)(判定0-3=26-30、26-30、25-30)松谷 綺(ALONZA ABLAZE)○

◆ダブルメインイベント第2試合(第9試合)/Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)(判定3-0=30-28、30-28、30-29)小嶋瑠久(ARROWS GYM)●
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