俳優にとって「キスシーンは仕事」か? Netflixの新恋愛リアリティ『韓国ドラマな恋がしたい』の魅力を恋愛ライターたちの語りから探る!

シェアハウスでの共同生活で、仕事の「キスシーン」への姿勢は変わるか

 スタジオMCは、近藤春菜(ハリセンボン)、あ~ちゃん(Perfume)、福徳秀介(ジャルジャル)、小森隼(GENERATIONS)、谷まりあの5人が務める。事前の視聴会で前半部分を鑑賞すると、韓国男子たちの振る舞いには、MC陣からも「可愛い〜!」という黄色い声が上がっていた。韓国男子に対して、レディファーストで直球なアプローチをしてくれるイメージがあるという人は少なくないはず。『韓国ドラマな恋がしたい』というタイトルにあるように、まるで韓国ドラマのような甘い恋愛にも期待の声が上がった。

 今回、俳優たちはドラマでキスシーンを演じるだけではなく、韓国現地のシェアハウスで共同生活を送りながら仲を深めていく。韓国男子×日本女子のプライベートな姿が見られるのも、リアリティ番組ならではの魅力。お互いの言語を少しづつ学び、回を追うごとに絆を深めていく男女たち。どうしても伝わらない言葉は、スマホの同時翻訳機能を使って補足されていくのだが……座談会では「細かいニュアンスの違いから、すれ違いが生まれていく気がする」という意見も。一筋縄ではいかない恋模様は、視聴者の生活で枯渇しがちなキュンや、恋のハラハラ感を充足させてくれる。

Love Like a K-Drama. (L to R) Nozomi Bando, Kim Dongkyu in Love Like a K-Drama. Cr. Courtesy of Netflix © 2023

韓国では定番だというデート地やカフェを巡りながら、仕事とプライベート、両軸で関わっていくメンバーたち。「仕事のキスシーンは、ただの仕事」と割り切っていたメンバーもいたが……共同生活の中では、もちろんプライベートなキスが生まれる可能性も。相手俳優との深い関わりは、演者にどんな影響を与えていくのだろうか。