THE RAMPAGE 川村壱馬、RIKU、吉野北人 「3人だけで飲んだ」レアな夜の思い出 映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』
――小竹さんは映画については何かおっしゃっていましたか?
川村「“めちゃくちゃ!めちゃくちゃ良かった!小竹の主演男優賞あげる”って言われました(笑)」
RIKU&吉野「あはは!」
――劇中でそれぞれが演じたKNIGHTっぷりはいかがでしたか?
RIKU「僕が頭で思い描いていたデートセラピストがまさに刻でした。お相手と一緒に水上タクシーやニンニクマシマシラーメンを食べに行かなかったとしても、刻ならその存在だけで女性をめちゃくちゃ笑顔にできそうですよね。でも、個人的に今まで北ちゃんが演じた役の中で1番北ちゃんっぽさを感じない役だと思いました。刹那はお相手が欲しい言葉を届けられるデートセラピストですよね。僕は刹那からたまに垣間見られる川村壱馬がすごく美しかったなと思います。特に美しく感じたのはお母さんとの電話のシーン。あそこは本人のアドリブも多くあるんですけど、電話だからこそ出てしまう壱馬らしさがありました。そういう素の壱馬が見えた瞬間はうれしくなります」
吉野「刹那は相手を分析してちゃんと合わせてくれるところが壱馬っぽかったです。僕の場合はにぎやかな雰囲気でしたが、刹那は相手と2人のシーンも大人っぽい世界観ですごく壱馬に合っていた。ストーリーの深い部分を壱馬が演じてくれたおかげで、作品にも説得力が生まれたと思います」
RIKU「うんうん」
吉野「RIKUさんは今回が映画初参加で、役が実際の本人のキャラクターとかけ離れているにもかかわらず、上手に演じていてすごいなと思いました。ちゃんと作品と向き合っているのが伝わってくるし、後半につれてRIKUさんの素の表情も出てくるんですよ。ちょっとした所作で俳優として成長しているのがすごく分かります。それに以前よりも自信をつけて演技しているのが感じられたので、メンバーとしてうれしい気持ちになりました」
川村「RIKUさんって普段は明るい方ですが、イチヤはそれをグッと抑えなきゃいけないキャラクターだと思うんです。相手に振り回されたりするのも本人とは違う部分だと思うし。けど、劇中では本当にイチヤにしか見えなかったし、何よりRIKUさん本人に備わっている繊細さがすごく役に生きていた。素敵だなって思いました。刻に関しては北人のフランクさがそのまま生かされていたし、僕だったら相手と対峙したら緊張しちゃうだろうなってシーンも、彼ならあの柔らかさと人に好かれる雰囲気でそのままいけちゃう。それが見ていて気持ち良かったです。あと、普段は見せられない面白いシーンも(笑)」