武尊「世界最高の殴り合いをやりたい」ロッタン戦が来年1月の日本大会でついに実現【ONE】

「KO勝利で決着をつけたい」とロッタン

 また武尊はロッタンについて「ファイトスタイルもよく比較されるというか。“同じファイトスタイルだよね”とよく言われることもある。最初に知ったのも“武尊みたいなファイトスタイルの選手がタイにいる”と聞いて試合を見たのが初めて。その時から“この人以上に僕が戦って楽しいと思う選手はいないのでは”という直感が働いていた。その後、天心選手との試合があったり、ONEで王者になったりというストーリーが進んでいくにつれて戦いたいという気持ちが大きくなっていったし、僕がONEと契約したのもロッタン選手と戦いたいという気持ちが強かったから」とその思いを語ったうえで「世界最高の舞台でロッタン選手と世界最高の殴り合いをやりたいと思っている」と改めて「世界最高の殴り合い」という言葉を口にした。

 今回の試合はフライ級の3分5R、キックボクシングのグローブを着用しリングで戦う、通常のONEのキックボクシングルールで開催される。チャトリ氏はロッタンvs那須川、武尊vs那須川戦を踏まえたうえで「個人的な視点ではロッタンvs天心はロッタンが勝っていたのではないかといまだに信じている。そして武尊vs天心は武尊選手が悔しい思いをしたという思いもあり、格闘技における三角関係が成り立っているので、ロッタン選手と武尊選手の試合には、そのような視点が加わって面白いものになるでしょう。結果はどちらかのKO勝利になると思う」などと語った。