武尊「世界最高の殴り合いをやりたい」ロッタン戦が来年1月の日本大会でついに実現【ONE】

フェイスオフで静かに火花

 また「今回、武尊選手がONEデビュー戦を飾るが、これはただ武尊選手にとって特別な試合というだけではなくて、ONEにとってもまだキックボクシングで日本人の世界王者を輩出していないというところもあり、大変楽しみな試合になっている。今回はタイトルはかかっていないが、ゆくゆくはムエタイ、キックボクシングで王者になっていく選手だと思っているので、この一戦でどのような強さを見せられるのかというところを見せていただければと思っている。そしてロッタン選手もキックでも王者になっていきたいと思っていると思うので、スーパーレック、もしくは武尊選手と、その時の王者とタイトル戦をやっていくことになるでしょう。この長い長いストーリーの序章が始まるというところを皆さんにご覧いただきたい」とこのロッタン戦以降、武尊がONEのタイトル戦線に加わっていくことを期待した。

 このチャトリ氏の「三角関係」発言について武尊は「格闘技において三段論法というか、誰かに勝ったから誰かより強いというのは存在しないと思っているので、ロッタン選手にどんないい勝ち方をしようが、天心選手に勝ったとはいえないと思っている」と前置きしたうえで「僕の中でロッタン選手にKOで勝つことで、僕の中のTHE MATCHでの負けの悔しさの部分に自分が納得できるのかなと思う。自分に対するけじめとして、ロッタン選手を必ずKOしたい」と語った。

 会見では青木が2022年11月のサイード・イザガクマエフ戦以来のMMAマッチでセージ・ノースカット(アメリカ)と対戦することも合わせて発表された。

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